乳幼児期の生活から考える
この春も自転車の依頼や問い合わせが多く寄せられます。その大半が6年生や中学3年生。送り迎えから通学のための転換期がこの時期なのでしょうが、自転車に乗れるためのコツは後日アップ致します。
自転車や縄跳びなどの道具は、そもそも体の使い方が熟知しないと操作する事は不可能です。
例えば乳幼児期のお子さんを思い出してください。
食事をする時は、スプーンで食べさせていた頃から徐々に自分で食べようとしますが、箸やスプーンをうまく使えない頃は素手で口に運ぶでしょう。
お絵かきも筆や鉛筆を持つ前に、手をスタンプ代わりにしてペタペタ遊びをしたと思います。
この頃はお母さんも「道具を使うことは出来るわけがない」と思っているから介助を自然に行っていたと思いますが、成長するにつれ、不慣れながらも箸を持ち、ペンを持ち、ランドセルを背負い、靴紐を結び、自転車に乗る。
「出来るわけない」 が 「知らない間に出来るようになったね」が増えてくると、子どものウィークポイントを見落としがちになります。
成長したとしても初めての経験に関して「出来るわけがない」と思って無理なく取り組んだほうがうまくいく事が多々あります。
乳幼児期の成長過程を忘れずにお子様と向かい合ってください。
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