子どものケガについて
本日行われた親子体操の際の質疑応答で、親御さんから「子ども達のケガは昔と比べて増えているのですか?」という質問がありました。
学校教育の教育制度や指導内容と比べ、保育園・幼稚園のそれは10年前と大きく変わったとは思えません。子ども達は登園してから元気にあそび、お給食を食べ、歌を歌ったりお遊戯をしたりしてお迎えを待つ。この流れは私が幼稚園だった頃と変わっていません。せいぜいお迎えの時間にビデオを見せてもらっている風景が現代のスタイルかなというところです。
家庭環境や休日の遊びのスタイルは明らかに変化してしまいましたので、それは無いものとして、保育園・幼稚園の学齢(3才から5才児)の園での生活スタイルがさほど変わっていないとすると昔も今もケガの頻度は変わりないと思います。
残念なことに、園内でのケガに対して大袈裟にしてしまう大人達は増えました。
神様は人間に痛みという感覚を平等に与えました。痛みを感じることも私は必要だと思います。その経緯についてどこまで大人が入り込むべきかをそれぞれが今一度考えてみてはいかがでしょうか。
子ども達なりに、お父さんお母さんに心配をかけてはいけないという思いはあると思います。そして自己解決しようとする力も備わっていると信じてあげたいです。
ケガから学ぶこともあるという事をわかってあげてください。
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