地位に溺れる事なかれ
ロンドンオリンピック ボクシングミドル級金メダリスト村田諒太選手のプロデビュー戦をテレビでみました。見事!2回TKO勝ち。見ごたえのある試合でした。
その日の深夜に各局で村田選手の特集番組も組まれていたのでそれも見ることに。
アマチュアで世界一になったことで当然の事ながら周りの見る目が違うだけで、その為に悩んだ時期がかなりあったそうです。金メダルを捨ててしまいたいと思った事もあると話していました。
このような番組を見ると自分とダブらせてしまう事が多々あり、会社員として指導者(先生)を行っていた時と、チッポケながら代表としてスキップの指導者(先生)を行っている現在では、周りの方々の対応が違うと感じる時が良くあります。
常々スタッフらには 「先生風を吹かしてはいけない」 と言っています。先生と呼ばれた瞬間から何か勘違いをし始めます。私もそうでした。でも今の地位が一人歩きしてしまうと地に足がつかなくなり深みにはまる事となってしまいます。
周りは皆さんを必要としています。自分で苦労して登りつめた人も、長いものに巻かれて良いポストになった人も、肩書きがそうさせている人も、今の地位に溺れる事なく謙虚な気持ちで人と接すれば更に人はあなたを必要とするでしょう。
「ボクシングが好きだから。」
始めた頃の気持ちが死んでいなければ…です。
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