感謝の心
先日、契約園の園長先生から1本の電話がありました。
「保育試験研究会が無事終了しました。ありがとうございました。」
公立・私立の枠を超えて、各市町村で体育士の先生方は園児の年齢別で先生方が集まって勉強会をするという活動を行っています。今年度の美濃加茂市では0・1・2歳の先生方から年3回の講師依頼を受けていますが、その園の4歳児研究会は、たまたまラッキー?)な事にその学年の担任の先生方がその園に集結し、保育を見てもらうという役回りとなり、4月から私が相談を受けていました。
スキップが提供している体育あそびには、一般的に受け入れられる点とそうではない点があります。
鉄棒は回るための道に・
マットは転がるための道に・
跳び箱は跳び越えるための道に・
しかし、あそび力を高めるプレジャートレーニングでは、安全配慮の元でそうではない使い方をする事が多々あり、時には園にある脚立や机など園にある備品をも体育あそびの道具として使います。
そんな運動あそび・体育あそびを研究会に披露していいのか? どのようにあそばせたらいいのか? が先生方の問題点だったようですが、園長先生の「子ども達の取り組む姿勢と笑顔を見てもらえば答えは出てきます。」の一言に肩の荷が下りたようで、無事に研究発表を終えたようです。
「元気な園児たちですね」と絶賛だったようで、園児達も普段以上にあそびに奮起できたようです。
何も飾らず普段通りの園児の姿を見て頂く事が一番自然なのですが、研究会という設定をされてしまうと良いものを見せなければという暗示がかかるのは誰でもある事です。でも、子ども達の姿に助けられて担任の先生も心地よい脱力が体験できたのではないでしょうか。
なにより、次回の体育レッスン訪問の際は園児と共に先生にも頭ナデナデをしてあげたいと思います。
TrackBack URL :
Comments (0)