ほんの一手間
今朝、犬山まで用事があり車を走らしていると、沿道沿いに位置する保育園前でジャージを着た2人の若者が登園してきた親子になにやら配っていました。地域サッカーなどの習い事の入会のお勧めをしているようでした。
このやり方は私は好きではないのですが練習生獲得に手段は無いのも確かです。
そうこうして犬山市内に入ると名鉄の踏み切りにひっかかり、電車が通過するのを待っていました。すると防寒具を身にまとった名鉄職員が近寄ってきて「電車通過にご協力頂きありがとうございます。」とだけ言葉をかけ、袋をくれました。
中には、電車の形をした箱に入った色鉛筆・ウェットティッシュ・よいこのふみきりマナー(手引書)・名鉄グループの観光案内のパンフレットでした。
名鉄職員も本来の業務ではないことでありながら、利用客獲得にあの手この手と必死なのでしょう。
早朝から本業以外のことで営業のために行動をする一手間も大切だと思いましたが、ただ渡すだけではなく「忙しい時間に耳を傾けてくれてありがとう」という思いが伝わる些細な一言が大切と感じた朝の出来事でした。
良いレッスンをすることにおいて、やりすぎということはありません。でもダラダラと時間をかけるレッスンではなく手短でもほんの一手間をかけるレッスン内容であれば、みんなが幸せになれると思います。
ほんの一手間。ここぞと思ったときにやってみましょう。
TrackBack URL :
Comments (0)