お正月あそびは人を育てる
凧上げ・独楽回し・羽子板・双六・歌留多・・・。お正月にちなんだ伝承あそびはたくさんありますが、そのどれもが頭と体を使ったものばかりで、時には駆け引き、時には自然を相手に、時には道具に改良を重ね、と昔の人は物が無いなりに工夫をし楽しんだ事が伺えます。
例えば凧上げ。バランス良く上げる為に糸や骨・しっぽなどでバランスを微妙に調節し、絵や形を工夫して自己主張や勢力の大きさをも表現したのではないでしょうか。うまく上がればそれに飽き足らず連凧にしたり喧嘩凧をしたりとあそびにもバリエーションが出てきます。
そんなお正月の伝統あそびが昨今目にすることが少なくなりました。
体で風を感じる。相手の動きを読む。道具をうまく操る。時には負けた子の顔に墨を入れる。
そんなあそびが将来まず役に立つと思います。是非ご家族でお正月あそびをしてみて下さい。
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