クレーン作業
療育個人レッスンでクレーン作業をしてみました。
鉄棒にぶら下がった状態でマット上のボールを拾い、籠の中に入れる。
一見簡単な作業にも見られますが、両手ばなしをすることで腹部が支点、足が力点、上半身が作用点という「てこの原理」が発生します。足をしっかり伸ばさないとマットに転落をしてしまうので無意識に均等を図ろうとしています。
また、普段の生活にあまり直結していない「逆さ」という感覚でボールの認知や籠の認知が出来るかどうかをチェックさせていただきました。例えば鏡を前にピンセットで眉毛を抜く時に手前か奥かで錯覚を起こすことがあると思いますが、この状態で前や後ろというのは認知しにくいのです。
逆さになることが脳への刺激に良いとされています(やりすぎは少し問題ありですが・・・。)。日常生活の中で受験できない行動や感覚を子ども達は喜んで行います。
逆立ち歩きやブリッジ歩きなどもご自宅で挑戦するのも良いでしょう。
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