「目標」と「ねらい」
4月に入り毎日のように営業で契約園を回っています。訪問すると1時間ほど話し込んでしまうのですが、どこの園長先生も同じような事をおっしゃられます。
「最終目標は高く設定して欲しいのだが、全てのあそびにおいて「ねらい」があり全てのあそびに一貫性があれば、たとえ習得できなかったとしても問題ありません。」
ただ逆上がりをさせるだけなら、私達でなくとも先生方が毎日やるでしょう。ただ跳び箱を跳ばせようとするのであれば、スパルタレッスンでも良いでしょう。
私達が考える「プレジャートレーニング」は、あそび力の底上げです。あそび方を熟知しあそび経験が豊富であれば、修得なくともできる可能性が増します。
従来の体育指導では、完成させる事に力を注ぎすぎてやらせるだけのレッスンになってしまったり、カリキュラム通りのマニュアルにとらわれすぎて中途半端に終わったりと、内容のないものが多いようです。
逆上がりに必要なバランス感覚や体の使い方(連動感覚)が身につくためのあそびを、レッスンやあそびに取り入れる事で、「目的」に対する「ねらい」がはっきりとしてきます。
幼児教育において、あそび経験が豊富であそびの企画力が豊富な指導者でありたいものです。
TrackBack URL :
Comments (0)