4.11
東日本大震災より1ヶ月がたち、身元確認が取れた知り合いに連絡をしてみました。
先日の余震もあり、なかなか落ち着いて生活ができないのが実情。避難している家はライフラインは何とか復旧し、食品も以前ほど並ばなくても手に入り、給油もできるようになった一方、道路整備が追いついていないために渋滞が頻繁におきているそうです。
実家は大部分が水に浸かり台所部分がえぐりとられ、ドアやふすまは当然流され、ヘドロで埋め尽くされているようで、近日中に取り壊すかどうかを迫られているようですが、思い出が詰まった家だけに判断に困っているそうです。
以前、勇気を出して海を見に行ったそうですが、近づくにつれて異様な雰囲気を感じてしまうらしく、見えた光景は車が転がっており堤防は所々つまんだかのように抜けている。沿岸近くの田畑は未だ浸水しているところも多く、一言で言うと 「空から巨大な人がゴミをばら撒いた感じ」だそうな。
失業者も多くみんなこの土地を離れていく。
隣町は被害が少ないようで話が他人事のように聞こえてしまう。
阪神大震災の時は人事のように映像を見ていたが、現状を目の当たりにすると、わかっていても「なぜ?」がでてしまう。
そんな彼女から1枚の画像が来ました。
津波による塩害で土がやられてしまったにもかかわらず、スイセンの葉が出てきたそうです。
植物もこうして生きようとしている。
頑張れ人間!! 頑張れ東北!!
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