2006年6月20日

諦めたら終了

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ — スキップ江原 @ 9:43 PM

「諦めが肝心」ということばがありますが、諦めたらおしまいです。何も残りません。

子ども達。いや大人の中にも「できない」「ダメダメ」と軽いことばで諦めて、挑戦すらしません。

個人レッスンの時はどんな単元でも絶対やらせますけどね・・・。

「スラムダンク」の主人公・桜木花道の所属する湘北高校バスケット部はそろいもそろって負けず嫌いのかたまり。全国大会2回戦で早々と優勝候補・山王工業と対戦する中で、彼らは「絶対勝つ」と信じ、最後まで諦めません。27巻では後半9分40秒、22点差でチャージ・ド・タイムアウトをとった安西監督が花道をベンチに下げます。

花道は安西監督が試合を諦めたのか?と疑いますが、逆に「私だけかね・・・?まだ勝てると思っているのは・・・。」と問いかけます。「諦めたらそこで試合終了ですよ」と伝えた後に、リバウンド(シュートミスで落ちてくるボール)を捕る事で、追い上げの切り札になる事を再認識させます。

頼られ、期待され、必要とされた花道は、見る見るリバウンドを制し、点差が縮まっていきます。また、30巻では残り2分24秒で2点差まで追いついた時に、花道がキャプテン赤木(ゴリ)に「まだいけるよ!追いつけるだろ!!」と再確認します。その後のプレーで宮城が山王キャプテン・深津にカットされ出そうになったボールを三井は「あきらめるなと!」と追いかけ、花道が身を挺して捕りに行きます。(その後花道は背中が痛くなるのですが・・・。)

諦めない執念が優勝候補・山王工業を破る快挙となります。諦めることは簡単です。一瞬で楽になります。しかし残るのは悔いだけです。あの時にやっておけば・・・。という後悔が必ず訪れます。その時しかチャンスはありません。と思うと、その一瞬を諦めずに生きて欲しいのです。



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