自分を知る
「自分を知る」ということは難しいことです。意外と自分自身が自分の性格や特徴を知らないことが多く、他人から指摘を受けて「なに、そうなのか?」と思うことも多いと思います。
また、マイナスな指摘をされると認めたくないことが多いのも人間です。(私は特にそう・・・。)
「スラムダンク」・12巻で、インターハイ行きの切符を手にした湘北高校は、1週間の合宿を行ないます。花道は高校に1人残され安西監督と合宿。協力者の水戸らいわゆる「桜木軍団」によるビデオ撮影により、シュートフォームの悪さを初めて知ります。
当然認めたくありません。また、過去のデータによりゴールしたしか入らないことを指摘されイライラする花道に、「ゴールした意外は相手にもされない君が短期間にシュートが入るようになったら相手は驚く。どーだね桜木君。ワクワクしてこないかね」と花道をのせ、1週間2万本のシュート練習に励みます。
全てのシュートを撮影してもらい、夜にビデオでチェックをすることで自分を知ろうとします。自分の愚かさを知った上で、何が自分に必要かを探そうとします。その謙虚さがシュートフォームの獲得とインターハイでの活躍につながっていきます。自分を知ることは怖いことですが、成長の為には必要ですね。
「下手糞や 上級者への道のりは 己の下手さを 知りて1歩目」