2023年9月12日

保育園の在り方の再確認

Filed under: やらなカン,わからなカン — スキップ江原 @ 11:19 PM

岡山県津山市で、保育園へ孫を送る事を忘れてしまい、車内で死亡させた疑いで祖母が逮捕されたが、身内が保育園を相手に訴えを起こそうとしているらしい。登園の確認を怠った為というのが理由。

本来、保育園(所)は働く親の為に子どもを預かる施設であり、親が休みの場合は預ける必要もなく、学校のように平日は毎日預ける義務もない。

いつしかサービスの一環で、バス送迎・延長保育・早朝保育・行事などを行い、特色を出す様になっていったが、適齢期になったら保育園に預けるのが当たり前の発想や、保育料無償化で親達に有り難みが薄れてきている様で、保育園側が弱い立場になってしまっている。

よく考えてみてください。

保育園の先生は、お子さんと遊んでいるのではなく、皆さんが働いている間、お子さんの命を預かっているのです。

保育園の先生がいなくなり、保育園自体がなくなると、困るのは誰かわかりますよね。

お子さん、お孫さんの命が亡くなってしまったのは悔やまれますが、今回のケースは明らかにご家族の落ち度です。

しっかり園まで送ったか? 迎えに行ったか? 

お願いする家族も今回の事件を教訓に、身内や園に確認をする癖をつける事を徹底して下さい。

人に頼るとはそういう事です。



2023年8月25日

2学期の準備を

Filed under: わからなカン,保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 12:00 PM

毎年夏休み終盤になると新聞やSNSに『無理して学校に行かなくてもいい』というNPO法人や有識者からのメッセージ・記事が掲載される。

私は反対派で、勉強はしなくても良いが学校は行くべきだという考え方。

不登校の原因の上位に人関係が挙げられるが、クラス替えをしてでも担任の先生やクラスのメンバーをシャッフルして再構築したり、不登校気味の子には学童保育や特別教室などで始業式前にトレーニングをしてでも登校させる習慣をつける必要があるのでは?と考える。

2学期が待ち遠しい子がいる中で、月末が怖い子どももいないわけでわなく、職員も同じ教授や不安を抱えているケースもあるはず。

いきなり授業を行うのではなく慣らし運転の日数を設けて、無理なく人関係の構築をし、社会生活の楽しさを提供するべきではないだろうか。

癖になる前の対策をご家族でも話し合ってみてはいかがでしょうか。



2023年5月27日

おつりって?

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 10:56 AM

会員保護者かとの話でこんなエピソードがあったそうです。

算数の宿題で文章題があり『おつりはいくらでしょう?』という問いに「おつりって何?」と聞いてきたそうです。

急速に普及したキャッシュレス時代。お金のやり取りが激減し財布すらいらない昨今。子ども達は現金の重みをどの様に感じ取っていくのか?どう感じさせるのか?が今後の課題です。

『残高はいくらでしょう?』という教科書の表現になっていくのでしょうか。



2023年4月22日

新年度を迎えた課題

Filed under: わからなカン,未分類 — スキップ江原 @ 10:17 AM

新年度を迎え1ヶ月が経とうとしています。進級や進学、社会に出られた方も多くおられ、新しい環境と新しい顔ぶれ・新しい生活に胸のときめきが冷めやらない方も多いのではないのでしょうか。

でも中には適応に時間がかかり戸惑っている方も少なくなく、会員保護者に聞いたところ、チック症状やお漏らし・宿題の多さによる疲労など、子ども達もこの4月は順応が大変そうです。

無理をして突き進むよりも徐々に慣れていけば良いと思うのですが、子ども達なりに焦ってしまうのも事実です。

良いも悪いも日本にはゴールデンウィークという大型連休があり、一旦リセットする期間を上手く活用すれば気持ち新たに軌道に乗れますが、休みボケで深みにハマる可能性もあるので要注意です。

さぁ皆さんは良いスタートを切れたでしょうか?



2023年4月10日

些細なことで

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 9:52 PM

ショッピングセンター内での出来事。

エレベーター待ちをしていると、1人の初老の方が空の段ボール箱をコインロッカー付近に置いて立ち去ろうとしたので、声をかけて処理するように注意をしました。

すると、

「じゃぁコレはどこに捨てるのですか?」
「それは自分で考えて」
「あんたにそんなことを言われる筋合いはない」
「こども達もカメラも見ているよ」
「なぜ高圧的に言われなきゃいけないんだ」
「でも明らかにあそこはゴミ置き場じゃないよねぇ?」

などと問答になり、結果的には偶然近くを通った清掃員がその段ボール箱を引き取ってくれ、男性はその場から立ち去った。

非を感じると自分を正当化する為に違う事に置き換えて話のポイントをズラそうとするのがこの人の癖なのかな?と思いつつも、時が経ってから自分の行動にも反省をしてみた。

そもそも本当に空の段ボール箱の置き場所がわからなかったのでは?
ゴミをそこに捨てちゃダメ!という言い方に問題はなかったか?
発達に遅れのある人だったら考える事が難しかったのかも?

ダメな事はダメ。そんなもものに理由はない。と自論として根付かせていたが、自分の思いの押し付けではなかったか?と思える些細なエピソードでした。



2023年3月6日

ヒューマンエラー

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 9:30 AM

毎日の中でヒューマンエラー(勘違いや物忘れ)が何回あるかと恐ろしくなる歳になってきました。

私はよくスタッフ達に「信頼はするけど信用はしていない」と言います。悲しい人だな。酷い人だな。と言われたことも過去にありましたが、スタッフを信頼(頼る)しないと組織は動かないし成り立つことも出来ない。しかし、自分自身が物を忘れたり勘違いをして信用できないのに他人を信用することは出来ない。というのが自分の持論です。

ヒューマンエラーは良くあることで、それを想定ないとしていかないと毎日イライラの連続です。人にお願いする時は特にそうで、期限までに終わらせないといけない案件を人に頼んだにもかかわらず出来ていなかったというケースは良くありますよね。そこで上から愚だ愚だと言うからイヤになるのであって、だったら自分でやれば良いのです。自分のミスを他人の失敗くらい攻める人はいないでしょうし、人を信用(お願い)した時点で間違いが始まっており自分の責任なのです。

よくバスケットボールで例えるのですが、トラベリングのような攻守交替程度で済むバイオレーションか、フリースローも与えてしまうファールか。ファールも5つ犯すと退場で、信頼どころか信用問題に発展します。

人のミスを如何に広い心で受け止めて穏便に処理するか。ヒューマンエラーのその先が実は重要なのでは。



2023年2月18日

親の希望と子の要望

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 11:50 PM

親は子どもに不憫な思いをさせたくないと、習い事をさせて少しでも出来るようにと希望しますが、得てして子どもはそこから逃げたいと要望するものです。

言われた通りに人はなかなか動いてはくれないもので、望んでも望んでも成果が出ないものです。

だからと言って親も子もすぐに諦めてしまったら前身はありません。

親がこうと決めたらまずやらせてみて、途中で逃げ出すことがあったとしても一緒になって頑張ってみましょう。

同じ方向を向くようになった時から親の希望どおりに子が自ら進んでいくものです。



2023年1月14日

思い違い

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 9:05 AM

先日、ボランティアをさせて欲しいという方から問い合わせがありました。よくよく話を聞くと現場経験はあるのだが幼児体育や運動療育のスキルを学びたいとの事。

弊社には有償の指導スキル取得プログラムがあり、それを勧めるとお金は払いたくないようで、求人募集を勧めると、固定で働くのは嫌だという。

ボランティアにも時間制限やノルマ・責任などがあり、困っている人達への手助けや必要としている力を求めているのですが、自分の都合の良い時間に学びを得たい。とひねくれ者の私にはそのように解釈してしまうため、丁重にお断りをしました。

特許を取得した上で自由に使ってください。というQRコードを発明したデンソーのような懐は私にはなく、人材の確保と指導スキルプログラムの保守が今の最優先なので、私が現場に出なくても良いくらいに組織が成長したらこのような案件も惜しみなく受け入れたいと思います。



2022年12月16日

将来への選択

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 12:16 AM

文部科学省が公立の小中学校の通常の学級に通う児童生徒のうち、8.8%に発達障がいの可能性があるという調査結果を発表しました。35人クラスのうち3人が『読み』『書き』『計算』『対人関係』などに困難があるとみているそうです。

普通学級か支援級かの選択は子ども達には出来ません。いじめられたり勉強についていけず学校に行かなくなったりするよりは、元気に登校することの方が数倍も将来の選択肢が広がります。

最適な環境を見つけてあげて下さい。四六時中見てあげられないのであれば。



2022年12月3日

カメラが見る時代

Filed under: わからなカン — スキップ江原 @ 6:55 AM

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カメラが見る時代

最終的判断はヒト



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