2006年6月8日

生き物から学ぶ

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 4:03 PM

昨日、関市立田原保育園の園長先生と指導後にいろいろと子どもについての話をしていました。

昨日はとても暑く、体育指導中も年少・未満児が園庭で水遊びをしており、泥んこ海水浴や泥ダンゴ、ダムまでが出来ており、子ども達は上から下までベッタンコの泥だらけ。まさに理想な体育です。

「子ども達の経験」の話になり、「未経験はかわいそう」「試してナンボ」など、先日のブログと似たような内容に話が盛り上がってしまいました。

保育園や幼稚園・小学校では、産まれた時の感動・育てることの責任・死んでしまった時の命の尊さを育み経験する意味から、生き物を飼うことをしています。いわゆる「命の授業」です。園長先生とも虫の話になり、「虫には申し訳ないけど子ども達は残酷。捕まえれば羽はちぎるし、ぎゅっと握ってから動かないことにビックリしている。しかし決して無駄ではなく、そこから学ぶことが多い。」とおっしゃられました。

例えばネコを抱いたことのない子は首根っこをつかんで持ちあげるでしょうし、子イヌと遊んだことのない子はシッポをつかんで遊ぶかもしれません。つかまえたことや抱いた経験がないだけで、繰り返し経験することで、可愛がる・育てる・調べるなどの行動に移ってきます。捕まえる為にはどれくらいの力加減が必要か?育てる為に何を食べるのか?このチョウチョはなんて名前なのか?などと、生き物からいろんな子ども達の展開があります。

また、つかむ経験が豊富な子はタマゴを割る力加減もわかるでしょうし、生き物の尊さを知った子は、魚のつかみ取りなどをした際にちゃんと「いただきます」と挨拶をして残さず食べるでしょう。

極端かもしれませんが、子ども達の「あそび力」がすべて「生活力」につながっています。虫を捕まえることは大いに結構。しかし「可愛そうだから逃がしてあげなさい」というそのこころが逆に可愛そうにも思えます。虫さん動物さん。迷惑ではあると思いますが現代の子ども達の為に体を張ってください。

PS:足が6本で羽が4枚だから ムシっていうって知ってた??



2006年6月7日

芒種

Filed under: わらべ心・あそび心。 — スキップ江原 @ 11:18 PM

eo|昨日は「芒種(ぼうしゅ)」。麦を摘み取り苗を植える時期という24節季の1つです。

「芒」は「のぎ」と読み、穂のことだそうで、麦の穂を摘み稲の穂が実るように田植えをする時期とされたそうです。

今日もお客様のご自宅まで移動をしていると麦が黄金色に揺れていたので、写真に収めました。夜に事務仕事をしているとカエルの合唱が聞こえることからも、「芒種」を感じ取れます。少々余裕のなかったこの頃でしたが、仕事上移動の多いがゆえにいろんな風景に出会います。会員様の訪問時間が少し遅れはしましたが、麦畑を見ながら少し深呼吸をしてみました。少しのゆとりがいい指導につながるのかな?と思えた一時でした。



2006年6月6日

出来ることは自分で

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 2:38 PM

保育園での1コマ。年少さんと一緒にお給食を食べていると正面の男の子が下を指差して泣いています。

どうしたのかな?と思い机の下をのぞいてみると箸が片方落ちていました。

「拾って洗えばいいよ」と言っても泣いたまま。仕方なくその子の後ろに回って椅子から下ろし拾わせました。「洗っといで」というと泣きやんで洗面所まで歩いていき、箸を洗い何事もなかったかのように座って食事を始めました。

直感ですが、この子は落としたものを拾った経験がない。と思いました。食事時でもすべておうちの方が手をかけすぎている可能性があります。うまくいかないことはすべて泣きで訴え、思い通りになる環境で育ったが故に、「箸を洗う」経験はあっても「箸を拾う」ということは初体験だったと思われます。

また、お外あそびで園庭に出る際に靴を下駄箱から持ってくるものの、座ったまま足を上げて待っている子どももいました。

しつけ」でも書きましたが、子ども達の成長に応じて出来ることをさせないと、何もできない子どもになるのはもちろん、おうちの方の負担も大きくなります。幼児期は、してあげる優しさより手を出さない愛情が必要な時期でもあります。出来ることをとりあげることほど本人の為にならないことはありません。多少酷かもしれません。時間に追われて大変かもしれません。しかし、そんな時はちょっと落ち着いて・・・。

転んでも自分で立つ。こぼれたお水も自分で拭かせる。塾の準備は自分でする。などなど。それだけでも物・人のありがたみがわかる立派な子どもに成長しますよ。



2006年6月5日

お客様の声

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:45 PM

午前中の体育指導を終えて、お給食後に携帯を確認したら会員様からの着信履歴がありました。

スタッフの河南が担当している会員様で、ソフトボールの強化依頼でご訪問しております。何か失礼なことでもしたかな?っと思ってリダイアルを致しました。

スタッフのことについてだったのですが、クレームではなく喜びの声でした。実はこのお客様。入会前に「チームのレギュラーをとりたい。」との依頼から私と1時間ほど電話で話し合いまして、「個人レッスンは致しますが確定はできません。使うか否かは監督采配です。」と素直な意見を伝えたうえで、体験練習を経て入会して頂きました。

河南指導員はソフトボール経験豊富で指導力もついてきてはいましたが、個人レッスンでの評価が果たしてチーム内でのアピールにつながるだろうかと、不安を抱きながらも、河南からの「やらせてください」のことばに、自信を持って出向させました。

入会していただき1ヵ月半が経っての本日の電話で、「チーム練習での準備や投球、バッティングでコーチから、「いつの間にそんなに上手になったんだ?」と言われました」と喜びを語ってくださり、お母様に何度も「感謝しています」とおっしゃられました。

我々の指導は精々週1・2回の1・2時間ですので、ピンポイントでの依頼に対してはウィークポイントを見極め重点的に指導はするものの、あとは会員様本人の見えないところでの努力に委ねるところが多いです。この短期間でお客様の感謝のことばを聞けたことに自分の事のように嬉しく思います。また、スタッフ達にもより一層いい声が聞けるようにスクラムを組んで頑張っていければと常に思います。お客様とともに成長するスキップでありたいです。



2006年6月4日

自分を知る

Filed under: 「スラムダンク」から学ぶ — スキップ江原 @ 9:45 AM

「自分を知る」ということは難しいことです。意外と自分自身が自分の性格や特徴を知らないことが多く、他人から指摘を受けて「なに、そうなのか?」と思うことも多いと思います。

また、マイナスな指摘をされると認めたくないことが多いのも人間です。(私は特にそう・・・。)

「スラムダンク」・12巻で、インターハイ行きの切符を手にした湘北高校は、1週間の合宿を行ないます。花道は高校に1人残され安西監督と合宿。協力者の水戸らいわゆる「桜木軍団」によるビデオ撮影により、シュートフォームの悪さを初めて知ります。

当然認めたくありません。また、過去のデータによりゴールしたしか入らないことを指摘されイライラする花道に、「ゴールした意外は相手にもされない君が短期間にシュートが入るようになったら相手は驚く。どーだね桜木君。ワクワクしてこないかね」と花道をのせ、1週間2万本のシュート練習に励みます。

全てのシュートを撮影してもらい、夜にビデオでチェックをすることで自分を知ろうとします。自分の愚かさを知った上で、何が自分に必要かを探そうとします。その謙虚さがシュートフォームの獲得とインターハイでの活躍につながっていきます。自分を知ることは怖いことですが、成長の為には必要ですね。

「下手糞や 上級者への道のりは 己の下手さを 知りて1歩目」



2006年6月3日

m( _ _ )m

Filed under: その他 — スキップ江原 @ 11:18 PM

ブログページが何らかのエラーで更新できませんでした。

よって3連休。どうもすみません。



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