2009年12月22日

弱さをさらけ出す

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 4:23 PM

NHKのニュースで、老後を如何に生きるかという特集がやっていました。誰にも相談ができずに孤独死となってしまったり、妻に先立たれて何もできない自分に気づき自分の小ささに気付いてしまったりと、団塊の世代での悩みに相談を受けるコンサルタントや本があるようです。

仕事のトップで働いていたビジネスマンや会社社長などの多くが、プライドが邪魔をして小さな質問や自分の弱さを人にさらけ出す事ができないようです。

60才からは下り道を下りる休息の時間。下りることの難しさも経験する時期だそうです。

我々スキップは子ども達の成長を手助けする。すなわち下り坂を手助けしているわけですが、親御さんとの会話の中で子供の弱さ・ご両親の弱さをさらけ出してくれることで、何から始めたらよいかを理解しお世話をすることができます。

強がってばかりいると気付いた時には周りには誰もいない。それよりも弱さを伝えることで誰かが助けてくれる。実は最大のアイテムなのかもしれませんね。



2009年12月19日

冬はつとめて

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:36 AM

冬は、つとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず。霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎ熾して、炭もて渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし。

冬は、朝早い頃がよい。雪の降ったのはいうまでもない。霜のとても白いのも、またそうでなくても、とても寒いのに、火を急いでつけて、炭をもって通っていくのも、とても似つかわしい。昼になって、寒いのがゆるくなってくる頃には、火桶の火も、白い灰が多くなってしまい、よい感じがしない。

枕草子  清少納言  参考資料:Wikiquote

春はあけぼの しか言えない私ですが少し勉強してみます。

で、

チェーン 001冬は早朝が趣き深い。

というよりは、冬はつめてー てな感じです。

今年もチェーンのお世話になります。



2009年12月18日

コマ回しは3億円プレーヤーのカギ

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:59 PM

今夜の報道ステーション内のスポーツニュースで、栗山さんがダルビッシュ投手にインタビューをしていました。

テーマは「野球学」。講演講師の依頼を頂く時に「野球道」という言葉は使いますが、ダルビッシュ投手は常に投げ方を考えており、逆利き腕の左でも全球種を投げれるそうです。熟練された利き腕よりも未熟な逆利き腕が研究材料になりうるのです。

そんな相談の中で、カーブの際の指のかかり具合や微妙なきき具合の調節で(この感覚は投げた人しかわからないと思いますが)、ベースのどの位置で変化するかを自由自在に操ることができるそうです。

それのたとえをコマで表現してくれました。コマは投げよりも引きが重要。狙ったところに入れる(表現としては置くと言ったほうが正しい)にはコマが糸から離れる瞬間の微妙な置き具合で決まります。(これは私もできるから正しい理論)

コマが離れる瞬間は目標物を見ているので目で確かめるわけにはいかず、何百回も投げてこそ感じとれる感覚です。

372210ad毎年1月には単元としてコマ回しを体験してもらっています。巻き方・投げ方・回った時の感動・何より回るまでの辛抱強さや集中力。性格や人間性がすぐにわかります。

今からコマの微妙な感覚を身につければ皆さんも3億円プレーヤになれるかも・・・。
(コマ回しだけではほとんど無理ですけどね)



2009年12月6日

トップアスリートの条件?

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:59 PM

石川遼選手が最年少賞金王を獲得しましたね。プロ転向以来、常に注目をされ続けてきているだけに、この快挙はノーガードの選手ではプレッシャーに潰されてしまう可能性があるので、塗り変える事は難しいのではないのでしょうか。

プロ選手はシーズンを戦い抜かなければいけません。シーズンオフを抜いたとしても約半年から8ヶ月。オリンピックを目指しているトップアスリートに関しては様々な大会そのものが予選であり、勝ち続けて自己をアピールしていかなければなりません。

モチベーションの高さや健康管理・栄養管理のチェックも重要な日課の1つですが、怪我をしない体作り・怪我のしにくい体作りが必要となってきます。

サッカーやラグビーなどは接触が多い球技ですので、蹴られたり倒されたりして思いがけない怪我をする可能性が十分あります。

相撲や柔道などの格闘技も屈伸や柔軟を普段から十分していても間接部分の怪我に悩まされているアスリートは多いと思います。

フィギュアスケートや体操競技などは着地の際のアクシデントがリスクとして大きいですが、大技に挑戦しないと勝ち進むことはできません。

イチロー選手はメジャー2年連続200本塁打を達成しましたが、大怪我をしなかったからこその偉業でしょう。

むやみなヘッドスライディングやダイビングキャッチをさけ、オフシーズンからフェンス際での捕球練習やノールックキャッチをすることで、ボールやベース以外の状況を的確に見る余裕を身につけているそうです。

競技によって怪我のリスクの大小は様々ですが、「戦い抜く」=「怪我をしない」 が重要な鍵なのでしょうね。

些細な怪我でも仕事やあそびの支障となってしまいます。寒くなるこれからの季節から怪我をしない体作りに心がけましょう。



2009年12月5日

秋を感じる

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:55 PM

名古屋市内も秋色に染まってきましたね。

会員様とのレッスン時間より早く着いてしまったので(いつもはギリギリか待たせているのですが・・・。)公園内を散歩することにしました。

ジャンピングスロー 005普段は時間に追われ小忙しく下ばかりを見ているような生活ですが、木々達に「少しは時間を忘れて立ち寄ってきなさいよ」と言われているかのごとく、鮮やかな色合いにただただ口をあけて見とれてしまいます。

 

 

 

ジャンピングスロー 004ジャンピングスロー 006

気付けば公園内では絵を描いている人。犬とお散歩をしている人。子ども連れ。老夫婦。マラソンで汗を流している人などなど、たくさんの人で賑わっていました。

この光景が人を集めるのかもしれませんね。



2009年11月24日

手をかける

Filed under: ちょっといい話,わからなカン — スキップ江原 @ 11:59 PM

園芸でも、種を植え 水をやり 肥料を加え 時には枝打ちをしたり害虫除去をし 、果実が実るのを楽しむ。

子どもも一緒。

目的があるから育っていく日々が楽しいのです。しかし、植物と違い、思い思いに動いたり、口があるから口答えをする。

ここ最近、ショッピングセンターやファミリーレストラン、時には映画やアトラクションの行列の中にも、ポータブルゲームを持ってピコピコしている子どもを多く見かけます。

親御さんにとっては1つ持たせておけば 「動かない」「うるさくない」。手がかからないのでストレスもたまらなく、良い意味で お利口さん でしょう。

でも、それ以外では 手がかかる。 好き嫌いが多く食べ方も雑・時間割も出来ない・至る所散らかしっぱなし・・・。

手がかかる のではなく 手をかけていない からです。

ゲームは人を育てません。 育てるのはやはり大人ということを、今一度認識してください。



2009年11月18日

療育レッスンだからこそ楽しく。

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 10:43 PM

アリーナで療育レッスンを受けている会員様のお母様と電話で、アリーナ予約の相談で30分ほど話をしていました。

「病院の作業療法も受けているが、スキップの療育レッスンとの平行で大変助かっています。」と嬉しい言葉を頂きました。

ハンディを背負ったお子さんも1歩1歩成長し、出来た時には達成感が顔に出て、それを見ている親御さんも自分の事の様に嬉しいのではないでしょうか。

療育レッスンは治療行為ではありません。苦痛を伴う外科手術や苦い薬・点滴治療・副応用など、苦痛や我慢がついて回り、先が見えないものでは気分的にも長続きはしません。

時にはハードルが高く涙する時もありますが、達成感や自信・成長が感じられるのが療育レッスンで、当然次への期待やまた受けようという意欲・向上心が心の中に宿ります。

「楽しくなければレッスンではない」 スキップの信念は変わりません。



2009年11月11日

研修会のスタッフの意識の変化

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:59 PM

研修旅行後からスタッフ達に少しずつ、いや極端に意識の変化が見られてきました。

自分自身の指導スキルを何とかしなければ。他のスタッフ達にも何とかしてあげなければ。

運動レッスンの更なるマニュアル化・レッスン方法の再教育・療育レッスンの奥深さ・スキルアップセミナーの毎週開催・個人レッスンとグループレッスンの対応について・親御さんとの対話の仕方・・・。

いろんな議題を提案され、みんな目がギラギラしていました。仕事に飢えているというよりは勉強に飢えているといった感じでした。

スタッフが真剣勝負なら私も真剣勝負です。

スキップの指導力は今後益々高くなっていきますよ。



2009年10月28日

意識レベルのアンテナが高ければ・・・。

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 7:18 PM

起業して感じることなのですが、仕事への意識レベルが高い時は思わぬところからビジネスチャンスが転がってきたり、願ってもない依頼が来たりします。逆にイライラしていたり仕事に対してボケっとしている時には良い話がない代わりに悪い出来事が起こりやすいのです。

仕事の時もあそびの時も常に向上心がある人は、とんでもない量の仕事や依頼でも期待以上の仕事を仕上げてしまったりします。忙しそうにしている時でも仕事を頼むと期日前に提出されたりする事が多く、良い意味での期待の裏切りがあります。

私が会社員だった頃は通常業務で手いっぱいで、横槍の仕事が入るとお手上げ状態でした。気持ちの余裕もなくそこしか見ていないためにアンテナが低かったんでしょうね。

松下幸の助さんが週休2日制を導入し、「土曜日を仕事・起業のために考え、日曜日を自分・家庭のために考えて休みなさい。」と唱えたと聞いたことがあります。

連休があると私の場合、2日間を有効にあそびまくる事しか考えませんが、仕事のために休む心の緊張感と、家庭のために休む心のゆとりがある人は、自ずとウィークデーは凄い力を発揮できるのでしょうね。

スタッフも会員様のレッスンについて悩んだり考えたりを常にしていますが、それだけでなく「ふれあい日記」や「ブログ」で、更なるアンテナを高めようとしています。

もしよろしければスキップスタッフのアンテナの高さを見てやってください。
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2009年10月27日

成熟すると脳で考えることをしない。

Filed under: ちょっといい話 — スキップ江原 @ 2:56 PM

今朝移動中にラジオで面白い話がありましたのでブログにします。

《問題》

バットとボールがあります。

バットのほうがボールより値段が高いのです。

バットとボール、あわせて1ドル10セントします。

バットのほうがボールより1ドル高いんです。

ボールはいくらでしょうか?

人は成熟してしまうと過去の経験や応用からある程度のことができてしまう反面、頭を使わなくなってしまいます。

歳をとると決まって「昔から決まってる!」「言われた通りにやれ!」などと言ってしまう方が多いようですが、簡単な問題や運動にこそ落とし穴が潜んでいます。

簡単だからとバカにしているわりには意外とできないことが世の中には多いとは思いませんか。

「ついうっかり」「やったつもりなんだけど」などの失敗も笑いですめばいいのですが、慣れてくるとこのミスも増える可能性が高くなってきます。

道路交通法違反で捕まるのはまさにこれで、体に染み渡った運転マナーですが、法定速度や案内標識などを見落としたり完全に忘れているために、検挙されてから「そうだったのか」と思うことがあります。(私もお世話になった経験が多々ありますが・・・。)

「出来るから」「やったことがあるから」という邪念を封印し、どんなことにも立ち止まって考える余裕があってもいいかもしれませんね。

ちなみに先ほどの問題の答えはわかりましたか?

答えは5セントですよ。

見た目で答えを出した方は残念でした。

当たった人は大きな声で手を上げて万歳をしましょう。



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