無理と無駄
50Km競歩を朝から見ていましたが、マラソン以上に過酷な競技という事が改めて見て取れました。
札幌といっても炎天下の中で、フルマラソンよりも距離が長く、競技の特性上同じ会場内を何周も歩かなくてはならない為に気が遠のいてしまう。
なにより『歩く』の定義(両足が同時に地面から離れてはいけない など)を持続しなければならない。
解説の方が「無駄な歩きを続けると無理が生じる」とコメントした。
スポーツのほとんどは技術(テクニック)のスポーツ。『歩き方』をマスターした上で、気温・起伏・距離と戦う。顎が上がったり腕が触れなくなったり(無駄)して遅れが生じると、気の焦りからペナルティを受けたり本来の歩きが狂ったり(無理)する。
記録の出し方は、練習量や技術・メンタルもさることながら骨格で決まっている。とも言われていますが、無駄な動きの軽減と、無理が生じない体の使い方が決め手なのかもしれませんね。
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