2014年1月27日

先生、みてみて。

Filed under: 先生、あのね。 — スキップ江原 @ 9:33 PM

卒園目前のこの時期に逆上がりの特訓を行っている契約園で、先週までできていなかった子達から 「先生、みてみて。」と、園につくなり子ども達が出てきました。

園庭の鉄棒で披露してくれた子ども達は私にいわゆる「ドヤ顔」をして満足そうでした。さぞかし1週間で猛特訓をしたのでしょう。

できない時は気持ちが進みませんができた途端に多少苦痛が伴ったとしても何回も繰り返しやってみたくなるものです。

子ども達は毎日努力しています。子ども達は毎日習得しようとしています。子ども達は毎日成長しています。

私達にできることは褒めてあげることくらいです。

しかし、「先生、みてみて。」が私達のやりがいでもあります。



2013年7月11日

短冊に願いを

Filed under: 先生、あのね。 — スキップ江原 @ 8:59 PM

幼稚園レッスン前の年中男の子との会話。

子 「先生、この前お星様にお願い事をしたよ」

え 「短冊に色々お願いしたの?」

子 「うん」

え 「どんなお願いをしたの?」

子 「20歳になったらお酒が飲めますように」

え 「・・・。この時期美味しいものねぇ・・・。 あとは?」

子 「死にませんように」

どれも大人びた願い事ですが、2つ目は絶対大事です。どうか2つとも願いがかないますように。



2013年6月26日

正の字

Filed under: 先生、あのね。 — スキップ江原 @ 6:36 PM

グループレッスンで的当てゲームを行っていた時の子どもの素朴な質問。

「先生、どうして「正しい」って字を書いているの?」

カウンター私もいつの日からか数を付け加えていく際に「正」の字を書いていました。画数が5画で5つの直線だけで構成されているので昔の人は数のつけたしをする時に「正」の字を書くようになったのでしょう。

 

 

カウンター子ども達にこの説明をした上で、次のゲームからは恐竜の爪のようなちょっと欧米風の表記にしてみました。

数え方の表記って面白いですね。



2012年9月4日

アイスキャンディーの話

Filed under: プレジャーアリーナ,先生、あのね。 — スキップ江原 @ 6:24 PM

アリーナ個人レッスンにて。

運動療育でレッスンを毎週行っている2年生の男の子。色鉛筆で描いた動物や食べ物を切り取ってプレジャーアリーナに持ってくるのがブームで、今日はアイスキャンディーを5種類持ってきてくれた。毎回これらをネタにレッスンが進んでいく。

キャンディープレート頑張って描いたキャンディーは大小さまざま。実際に買って食べたものがほとんどだろう。

「これはスイカバー。これはガリガリ君。」などと紹介してくれた1つに・・・。

 

 

キャンディー ちょっと大きめのアイスキャンディーが登場。

「これは何なの?」

 

 

 

キャンディー「ジャーン!」

一本とられました。



2012年5月22日

子ども達の記憶

Filed under: 先生、あのね。 — スキップ江原 @ 11:58 PM

保育園レッスンでのお給食の時間の事。昨年まで私と同行していた西村のことを毎回のように「かつき先生はいつ来るの?」と聞いてきます。年長のみならず年中までがです。

夜間で体育の専門学校に通っている彼ですが自己都合により退いてしまい、私としても大きな痛手でしたが彼の人生を狂わすわけにはいかず、泣く泣く手放しました。西村だけではなく毎年のように年末になると立派に育った学生スタッフ達が小学校や中学校に巣立っていく事に、嬉しさ反面、悲しさ反面です。

そんな彼のインパクトが園児にはかなり強かったのでしょう。当時年少だった子ども達まで聞いてくるのが非常に辛く、「ひょっとしたらまた来るかもね」としか返答できません。

子ども達の人に対する記憶は凄く、影響力のある人間は接することに責任を感じなければいけないなと改めて感じます。



2012年3月12日

お給食にて

Filed under: 先生、あのね。 — スキップ江原 @ 11:59 PM

保育園レッスン後に子ども達とお給食を頂いています。食事が余ってしまった為に私が大人2人分を食べることに。

「せんせー、たべるのおそい!」

「頑張って食べますから・・・。」

「バナナがのこってるー!」

「もう食べれないから持って帰ります・・・。」

「のこしてはいけません!!」

叱られてしまいました。でも、年度末になり子ども達の言葉からも大人らしさや相手に対する思いやりを感じるやりとりでした。



2012年3月7日

お片づけにて

Filed under: 先生、あのね。 — スキップ江原 @ 8:34 PM

保育園内の体育レッスン終了時の事。

マットや跳び箱の片づけを園児にお願いしてホールから器具室に運んでもらっています。跳び箱は上段から順に解体していくのですが、一番下の段が運ばれないと積んでいく事ができません。

担任の先生が 「とびばこー、とびばこはやくー。」 と器具室から叫んでいるのを聞き、一人の女の子がとった行動は・・・。

「はい、せんせい。」 と、ゴミ箱を慌てて持ってきてくれました。

私も担任の先生も大爆笑。なんとも素直な行動でした。



2011年12月18日

種の起源?

Filed under: ちょっといい話,先生、あのね。 — スキップ江原 @ 3:30 PM

会員様との個人レッスンにて。

「先生、クリスマスはオーストラリアでは夏に行うんだよ。」
「ふむふむ」
「クリスマスの日は12月25日なんだよ。」
「そもそもクリスマスって誰の誕生日か知ってる?」
「???」

祝日で休みになる前の週にはまず「来週は何の日で休みでしょう?」と宿題を与えます。その日がどの理由で休日となったのかも調べさせます。

せっかくお祝い事をしたり学校が休みになるのであれば、せめてそのくらいは・・・。と思っている私がいるからです。

ものには生い立ちがあります。名前の由来、出来た経緯など、それらの意味合いまでをお子さんと話し合って休みを迎えたりお祝いをすると、その時はわからなくても大人になった時に恥ずかしい思いをすることがないような気がします。



2011年10月27日

なんで?

Filed under: 先生、あのね。 — スキップ江原 @ 4:43 PM

子ども達は好奇心・探究心が旺盛。

私が問いかける言葉に対して決まって返ってくる言葉は・・・。「なんで?」

「ボールを持って下さい。」 「なんで?」

「ジャングルジムを登ったら片手を離して。」 「なんで?」

「走って向こうまで行くよ。」 「なんで?」

口癖にもなっているこの言葉。でも子ども達はその理由が知りたくてしょうがないのでしょうね。当然理由を説明するとその途中でも「なんで?」「どうして?」の連発なのはご存知の通り。

昔、アニメ「一休さん」に「どちて坊や」という男の子が、一休さんや新右衛門さんの言葉に「どちて?」と聞き返し困らせているシーンがありました。

子どもってそんなもの。その真意を自分なりに理解しようとする探究心の塊です。そんな子ども達に納得してもらえる答えを出すように常に奮闘中です。



2011年9月2日

子どもの印象

Filed under: 先生、あのね。 — スキップ江原 @ 11:15 PM

保育園のレッスンでの1コマ。 月1回契約の保育園ですので園児にしてみれば私と会うのがよほど楽しみの様子。プールレッスンだった為に更衣室で着替えをすることに。

A 「この部屋にえっぱら先生入ったよ。」

B 「えっぱら先生?」

A 「えっぱら先生知らんの? チュクチュク頭の えっぱら先生。」

子ども達のイメージには私の頭はチュクチュク(とんがっている)らしい・・・。



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