2009年12月10日

指示待ち症候群

Filed under: あそばなカン — スキップ江原 @ 11:58 PM

保育園や幼稚園の間で話題となっている言葉の1つに「指示待ち症候群」がある。

読んで字の如く、指示がないと動けない。指示されるのを待っているいわばお預けの犬状態の子ども達をさす言葉です。

最近では「指示待ち」よりも「指示聞けず」の子ども達が多いのも確かですが、大人達のペットでは思考能力の低下。行く末は学力や運動能力の低下にも直結します。

ボリバレント(多様性)を身につけさせて、どのような状況でも自信を持ってあそべる子どもに育てる必要性があります。

皆様はお子さんを飼いならしたペットのようにはしていませんよね。



2009年8月3日

ようやく梅雨明け

Filed under: あそばなカン — スキップ江原 @ 11:59 PM

東海地方がようやく梅雨明けとなりました。

今まで遠出もできなかった子ども達はかなりフラストレーションが溜まっていた事でしょう。スキップの会員様も運動レッスンではなくストレス解消レッスンとなっていた時間が多くありました。

さー、夏本番。ムシ捕りや水あそびがこれから益々楽しくなり、戸外あそびも多くなることでしょう。

季節のものをたくさん食べて夏にしかできない事を残りの夏休みの間に凝縮してくださいね。



2009年8月1日

日幼研実技セミナー 名古屋大会

Filed under: あそばなカン — スキップ江原 @ 11:59 PM

私が所属する日本幼児教育研究会の実技セミナー名古屋大会が行なわれました。

地元名古屋&トップバッターという事もあってはじめの挨拶から噛むほどの程よい緊張感。

始まってしまえば私のペースなのですが、私が楽しむのではなく受講生の先生方が一番楽しく且つ、園に戻った時にすぐに取り入れやすいあそびを講座として教えていくのが私のテーマ・・・。

名古屋大会名古屋大会

今年は初の試みとして音楽にあわせたバルーンの実技を採用。それ以前にクタクタになるほどのジャンケンゲームや鬼ごっこを行なったので、受講生の先生方はさぞお疲れだったことでしょう。

私の講座を含め参考となりましたでしょうか。我々も日々勉強。先生方も子ども達の笑顔がたくさん見られる為にも日々勉強と努力。

頑張って下さい。



2009年4月17日

ぬりえ

Filed under: あそばなカン — スキップ江原 @ 10:34 PM

小さい頃によくやった「ぬりえ」。表現の手本を見て色を選んで色を塗ったり、好きな色を選んで塗ってみたり。色鉛筆、クーピー、水性インク、クレヨン、クレパス・・・。

絵を塗ることは想像力を育てます。海は何色かな? 花は何色かな? 土は何色かな? 子ども達はいろいろ考えながら様々な世界を作っていきます。

ぬりえふちがはみ出ないように輪郭をなぞったり、手首のスナップを利かせて塗り重ねたり、夢中になるだけでなく繰り終わるまでに工夫がなされます。

いろいろなものを見ないと想像ができませんので、ぬりえにも至りません。

いろいろな塗り絵をしてみましょう。物ea?ができるかもしれませんよ。



2009年1月26日

全国体力テスト

Filed under: あそばなカン — スキップ江原 @ 11:03 PM

22日の新聞に、全国の小学5年生と中学2年生を対象に文部私学省が初めて実施した「全国体力・運動能力、運動習慣度調査(全国体力テスト)」の結果が発表されていました。

内容は握力・状態お越し・長座体前屈・反復横跳び・50m走・立ち幅跳び、小5はソフトボール投げと50mシャトルラン、中1はハンドボール投げとシャトルランか持久走(男子1,500m・女子1,000m)。そのほかに、生活や運動習慣の調査が行われ、集計されたデータが記載されていました。

体力の低下というより、1.あそび力の低下 2.運動に対する興味の低下 3.生活リズム・環境の変化 の1つがあげられるだろう。

1.あそび力の低下
粗大運動やサーキットトレーニングなどの、スキップが考えるプレジャートレーニングが適度に行われているかどうか。 頭脳と違い肉体や技術は一夜漬けが出来ないために、毎日の積み重ねが大切です。

2.運動に対する興味の低下
運動=さわやか、青春、スポ根、体力づくり などから、運動=疲れる、疲労困憊、汗、ノルマ、何も生まない などの頭のイメージが膨らんでいるのもあるのかもしれません。

3.生活リズム・環境の変化
朝ごはんを食べない子が増えているようです。夜更かし⇒寝坊⇒食事が取れない、の子もいれば、家族が朝ごはんを取らないという子もいるでしょう。腸が動かないとエネルギーは生みません。また、運動が出来ない環境や防犯上の観点からあそびそのものが変化しているのも事実です。

体力の低下は技術の低下です。普段の生活の中で少し意識を変えて少し時間を費やすだけで確実に前向きになります。

訓練や特訓をする必要はありません。まずはあそびを変える事から始めましょう。



2008年12月29日

趣味を持つ

Filed under: あそばなカン,わらべ心・あそび心。 — スキップ江原 @ 7:42 PM

何度もこのブログで書いているような気がしますが、老若男女問わず、趣味を持ちましょう。

読書・散歩・鑑賞(観賞)・園芸・製作(制作)・ドライブ・釣り・スポーツ・・・。

成長や年齢・季節によって趣味も変わってくると思いますが、出来れば長続きするものの方が良いでしょう。

大人になってから始める趣味もあるでしょう。 

大人になったらやりたい趣味もあるでしょう。 

お家の方に影響された趣味もあるでしょう。 

友人や先輩に言われてのめり込んだ趣味もあるでしょう。 

定年されてから初めて経験した趣味もあるでしょう。

肉体を使って疲労を伴うものでも仕事や勉強の疲れとはまったく違い、清々しいものでしょう。

物を作り上げることによって第3者に認められたり一目を置かれると、次へのステップになるものです。

趣味優先型では困りますが、その日程や予定が決まったりすると、その目的のために仕事や勉強もはかどるものです。

人によってその楽しみ方や価値観は違いますが、わらべ心に戻れる「趣味」が皆さんにはありますか?



2008年12月27日

冬休みにあそぶ

Filed under: あそばなカン — スキップ江原 @ 9:53 PM

愛知県・三重県では一足お先に、岐阜県では今日から冬休みとなりましたね。冬休みの予定はたっていますでしょうか?

お正月を迎えるにあたり、唱歌「お正月」のように、伝承あそびを経験してもらいたいと思います。

♪もーいーくつねるーとー お正月ー お正月には凧上げて 独楽を回してあそびましょ。

♪お正月には鞠ついて 追羽根ついてあそびましょ。

日本の伝承あそびは意外と簡単には出来ません。 何度も挑戦することで獲得につながります。

お正月の風景が皆さんのお宅で見られるように、今から準備してみてください。



2008年7月7日

破壊あそび

Filed under: あそばなカン,プレジャートレーニング — スキップ江原 @ 11:59 PM

JEUGIAカルチャーセンター AQUA WALK 大垣 にて

破壊あそび = 文献にはさほど紹介はされていませんが、幼児期に大切なあそびの一つで、物を投げる・積んだ積み木を壊す・紙を破る・風船を割る・砂山を壊す・・・。

破壊行動は成長に必要な通過点で、噛んだり投げつけたりする事で、これはどれくらい硬いのかな? これはどれくらい力を入れるのかな? と、情報を取り入れているのです。

子どものおもちゃを見てみると、絵本は噛んでもめくっても破れにくいようなページになっていますし、ガラガラやソフト人形なども壊れにくくなっています。

イヌなどの小動物なども破壊行動を促しながら成長させていく躾(しつけ)方法がとられています。

「壊す」事を経験する事は力加減が理解できるため、喧嘩が少なくなったり、お手伝い(卵を割るなど)も豊かになったりと、乱暴な言葉ですが確実に人間を成長させていきます。

破壊あそび破壊あそび

そこで始まりました。 破壊あそび。

フローリングパネルで作ったトンネルを片付けるためにはやはり壊さなければなりません。

男の子が先陣を切って片っ端から壊しています。

ジャンピングジャンピング

 

 

 

プレスプレス!!

ストレスの発散になるなるのであれば、「知育」として処理するものや壊してもいいものは当然ですが)を壊させることもさせてあげて下さい。



2008年7月6日

家族でテーブルゲーム。いかがですか?

Filed under: あそばなカン,ちょっといい話 — スキップ江原 @ 11:59 PM

我が家に先輩と彼女があそびに来て、食後のUNO大会になりました。

テーブルゲームは会話の中にも顔色や微妙な動きから無言のかけ引きが繰り広げられます。今夜もカミさんと1人で深夜まで盛り上がりました。

UNOテレビゲームが主流な世の中で原点に戻って家族そろってのトランプや双六などのテーブルゲームも時にはお子さんの様子をうかがう上で必要なのかもしれませんね。

ちなみに今夜はカミさんの1人勝ちでした・・・。



2008年6月3日

逆立ちができない

Filed under: あそばなカン — スキップ江原 @ 6:28 PM

年長や小学生の集団レッスンを見ていて、運動力の低下(やはりあそび力の低下と言った方が当てはまる)を感じる種目の一つに「逆立ち」がある。

補助倒立と言われる、腕で体を支持し足を補助することでバランスを保つ倒立。勢いよくマットに手をつく運動で足を蹴り上げ、視線を下(マット)に向けるのがコツ。

しかしこれがなかなかできない。

鉄棒でもそうだが、視界が上下逆さまになったり見えない場所では位置関係が把握しづらく、軽いパニックを起こすことがあるがそれ以前で、手を着いても足が上がってこない。勢いよくジャンプしたものの前回りになってしまう・・・。あそび経験が少ない為に身体の使い方がわからないのだと推測します。

両足ジャンプで横断歩道のペイントを跳んで渡ったり、鉄棒でのこうもりぶら下がり、すべり台を仰向けで頭から滑ってみたり、手押し車(足を持ってもらい腕だけで前へすすむ)だけでも、逆立ちに繋がる腕の力やタイミング・姿勢・感覚などが備わります。

逆上がりはできなくてもいいとお考えの方もいるでしょうが、そこまでに至るプロセスの中で色々な経験や体内回路が養われていくのです。

あくまでも逆上がりは完成形であり、目標に過ぎません。 そこまでの「あそび力」を身につけさせるトレーニングを積んであげて下さい。



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