2014年5月10日

レボリューション

Filed under: 保育・指導のツボ — スキップ江原 @ 1:28 AM

先日、朝の報道番組で面白い特集を見ました。

今注目度ナンバーワンの相撲部屋「式秀部屋」。

この相撲部屋。稽古を見学自由化しゴールデンウィーク中には何100名も見学に来たそうです。横綱はいません。皆が黒回し(十両以下)。しかし、人気の私密は力士の四股名。

宇瑠虎(うるとら) 桃智桜(ももちざくら) など、ついつい呼んでみたくなるような名前。

稽古にも大革命を起こし、出稽古も力士が行きたいといえば連れて行き、行きたくないといえば休ませる。当然しごく稽古はほとんど無く、罵声も無い。

食事も番付の良い力士から食べるのではなくアットホームに親方以下全員が向い合って座って食べる。

お風呂もみんなで背中を流し合う。

親方いわく、「いかに現代の若者を辞めさせないか。」

叱られた経験のないゆとり世代の若者にとって罵声やしごき・スパルタはやる気を殺ぎやめる理由を考える。いかに経験者や指導者が今の世代に目を配り、同じ高さでものを見ることができるか。それが持続の私訣なのでしょう。

確かに甘い。しかし時代は変わるものです。私達が経験してきた時代とはやはり違うのです。

褒める。やり過ぎない。理解する。しかし強い心と体を作り上げる。一見矛盾とも思える事でしょうが、革命を起こす事が指導者としての第1歩だと考えます。

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